日本人男性と結婚した台湾人女性ブロガーyamが、日々感じる風習や文化の違いについて投稿。台湾人の視点で興味深い内容をまとめている。


 横浜に在住、専業主婦として奮闘中のyamは、通販カタログに掲載されていた喪服の写真を見て、台湾と日本の喪服の違いについて夫と話をしたという。「日本の喪服は黒で、真珠のネックレス以外は全て黒。靴もバッグも黒で揃えている。でも台湾では、通常は白を着る」と説明。「真珠のネックレスをつける時にもマナーがあり、二連式の物は禁止。不幸なお葬式は一度で済むように、二度あってはいけないという考えで、ネックレスは一連式。二連になっているものは身に着けない」と初めて知った日本の喪服マナーに驚いたという。「夫に日本の喪服を持っていた方がいいと勧められたので、これから買うつもり。これから日本に長く住むと、お葬式に参加する機会があると思うと言われた」と述べている。

 だが、電車に乗った時に喪服姿のグループを見ると「威圧感がありビクッとする」という本音もチラリ。仏壇に食事を供える時ごはんは右に置き、食事中に料理を箸で受け取ると火葬のお骨拾いをイメージするので縁起が悪いなど、日本独特のマナーについて説明した。「葬儀を行った年は喪中ハガキを送り、年賀欠礼を伝えるのも日本人らしい。
繊細な心遣いや礼儀正しさはさすが日本人と感心する。料理を作る時、食べる時にもさまざまな作法があるらしい。日本の友人たちには、“私がマナー違反をした時には、教えて!”とお願いしたい。日本に住んでいる台湾人のみなさん、日本のマナーを学び少しでも恥をかかないように気を付けましょう!」と呼びかけた。

 コメント欄には「私は台湾人ですが、祖母の葬儀には家族全員は黒を着ました。でも喪服というきちんとした物ではなく、色を揃えただけ。日本はきちんとしているんですね」、「葬儀の時のアクセサリーは、黒真珠でもいいらしい。私も日本に嫁ぎ、喪服は姑に買ってもらいました。結構な値段だった。葬儀の時は靴もストッキングもバッグも黒。日本のマナーは本当にたくさんあって、まだまだ覚えられません。時々面倒だなと思ってしまいます」など、台湾人の様々な感想が寄せられている。
(編集担当:饒波貴子・黄珮君)

【関連記事・情報】
【台湾ブログ】臼井先生に黙とう、しんちゃんファン追悼コメント(2009/09/24)
【台湾ブログ】しんちゃんファン涙!臼井先生の代わりはいない(2009/09/23)
【台湾ブログ】熱狂ファンの嘆き「酒井法子は青春だった」(2009/09/20)
【台湾ブログ】酒井法子保釈ニュース、台湾での反応は?(2009/09/19)
【台湾ブログ】日本語は難しい!明日はアシタ?それともアス?(2009/09/17)
編集部おすすめ