「ずっと日本に憧れてきた台湾人。日本人になりたいという台湾女性も何人か見てきたけれど、本当にそうなのかしら。日本人は輝いて見えるけど、台湾人でいた方が楽だと私は思う。守るべきことが多い日本のマナーを、全ての台湾人が適応していくのは難しい」と述べるViViAn。台湾や留学先のカナダで多くの日本人と出会ってきたが、「女性はみんないい人だった。でも男性はちょっと不思議」と亭主関白気質があり、男性が威張っていることに違和感を覚えたという。
「例えば友人の日本人男性と飲みに行った時のこと。“料理とお酒が合っていない”と怒られちゃった。ビールに合う料理を頼んでカクテルを飲むと、ダメ出しされるの。そしてカップルが公共の場でいちゃいちゃするのもダメ。愛情表現は家の中でと言われたし、男性が女性の荷物を持つ必要はないと、その男性は話していたわ」と経験談を述べた。
また、衣食住の面から自論を述べたViViAn。「日本人のおしゃれセンスは本当に素敵! 文句なくカッコいいと思うわ。日本人女性が冬にコートやブーツできめるのはおしゃれで、普段の服装も上品。台湾女性も段々おしゃれになってきたけれど、台湾・日本・韓国・アメリカと4種類がごちゃごちゃに混ざっていてバランスが悪い。でも、肌は台湾女性の方が美しいのかも。10代から化粧をする習慣のある日本人女性は、美肌を保てない」とファッションについて書いた。
「食文化は“日本人はお寿司をよく食べている”と思っている人も多いようだけど、実は家庭料理はおかず・ご飯・汁物という感じで、台湾人とあまり変わらない。日本には“ご飯を一粒も残さないで食べる”というルールを守る人もいて、私が親から教わったことと同じ。日本では“食べ物を粗末にしない”という意味らしいけど、台湾では“ご飯を残すと、将来の結婚相手の顔がぶつぶつだらけになる”」と脅かされたという。
住まいについては、「日本の家はとにかく狭い」と訴えるViViAn。「狭くても、お風呂を重視する日本人は、トイレとお風呂を分けている家が多い。台湾人はシャワーで済ます習慣で、家族でお風呂に入るという子供の頃の記憶はない。
礼儀正しく日々を過ごし、上品なおしゃれを心がけ、狭い家に住んでいる日本人。「大らかでのんびりとした台湾人は、日本で生活していくのは厳しいと思う」とViViAnはまとめている。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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