中国のインターネットメディア金黔在線によると、2006年3月から6月にかけて小中学生の女子生徒らに売春を強要したとして貴州省当局はこのほど、有罪判決が確定した元小学校教師の趙慶梅死刑囚に対して刑を執行した。

　判決によると、貴州省の威寧イ族回族ミャオ族自治県で小学校教師をしていた趙死刑囚は06年3月、知り合いの女と生徒らに売春をさえて金銭を得ることを計画し、夫の姪（めい）らに売春をさせ4900元（約6万4000円）を得た。


　その後、中学校教師だった夫や、その他の教師らを巻き込み、売春組織を作り、小中学生らに売春をさせた。売春をさせられたのは23人で、うち6人は14歳未満だったという。

　事件が明るみに出たのは2006年で、趙死刑囚は07年7月になり四川省内で逮捕された。逮捕者は趙死刑囚を含め18人で、それぞれ有罪判決を言い渡された。趙死刑囚の夫の馳〓被告は、執行猶予2年つきの死刑が言い渡された。（〓は「品」の「口」部分に「土」）（編集担当：如月隼人）

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