日本を公式訪問中の習近平国家副主席は14日、東京の虎ノ門で開かれた中国文化センターのオープニングセレモニーに出席。またセレモニー後には、松山バレエ団の団員らと記念撮影を行った。


 オープニングセレモニーで、横路孝弘衆院議長らとともに設立を祝った習副主席は、同センターで開催中の展覧会場を見学。日本で中国文化が紹介されている現状に、満足した様子だった。

 またこの日は、森下洋子団長率いる松山バレエ団のメンバーも訪れ、文化センター設立を祝うとともに、習副主席らと日中文化の相互理解を深め合った。

 中国文化センターは、胡錦濤国家主席が昨年来日した際に設立が決まり、これまで建設が進められていた。今後、同センターは、中国文化を紹介する拠点として、さまざまな文化活動を行っていく。(編集担当:中村卓朗)

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