記事では、日本の小学校で子どもがいじめを苦に不登校となることは特に珍しいことではないとし、皇室でこのような事件が起きるのは前代未聞であると指摘。続けて、今回の事件は日本の社会で起きていることの象徴的事件であるとし、その一つ目として「皇族の庶民化」を挙げた。
記事では、かつて学習院初等科は皇族のための学校であり、「皇族の方々と一緒に学ぶことのできる」学校であったが、明治以降初めての民間出身の皇太子妃となった美智子さまが学習院の改革を行ったと紹介。続けて、美智子さまが行った学習院の「庶民化」は皮肉にも成功したと指摘した。
さらに、日本の社会で起きていることの象徴的事件の二つ目として、記事では「いじめが日常的に起きている」ことを挙げた。日本ではこれまでに、いじめ問題を解決するためにさまざまな措置が取られたが、どれも大した効果を挙げることができなかったと紹介。皇族が通う小学校でもいじめ問題が起きている現実を見れば、もはや「不治の病」であるとした。(編集担当:畠山栄)
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