パクさんは8年前『冬のソナタ』で、ペ・ヨンジュン(37)さん演じる主人公の恋敵を演じ、日本でも人気が沸騰した。また日本でのツアーを開催中だっただけに、日本のファンにも大きな衝撃が走った。
自殺した前夜、酒に酔って帰宅したパクさんは父親に「お父さんの代わりに私が病気になればいいのに。すまない」と泣きながら話していた。また、パクさんが今週はじめ知人に「こんな人生はつらい」ともらしていたと報じた。警察は、パクさんが父親の看病で不眠症に陥り、睡眠薬を飲んでおり、公私にわたる精神的ストレスが自殺の原因とみている。
この話題は米国でも報じられた。日本では、ワールドカップのパラグアイ戦とともに、パクさんの訃報がトップニュースとして報じられたとし、日本のテレビ番組は、パクさんの自宅前から生中継を行い、パクさんのファンサイトは日韓双方でアクセスが増大する状態が続いた、とその状況を伝えた。
また、ほかの米エンターテインメント専門誌は、ホノルルのアジア系TVネットワークKBFDテレビのゼネラルマネージャー、ジェフ・チャン氏はパクさんの印象を「人柄がよく、地に足のついた人だった。自殺は彼の人格にはそぐわない」とインタビューで語った。
同氏は「日本で『冬のソナタ』がオンエアされる前に、ハワイで放映し、米国でも韓流ドラマへの興味が高まった。ハワイでパクさんのコンサートも開催された。
韓国では芸能人の自殺が相次いでおり、人気の高さが不安や重圧となり、疎外感を生み出しているとした見方が伝えられている。(編集担当:田島波留・山口幸治)
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