各メディアともほぼ同じ内容の記事を配信しているが、タイトルに若干の際が見られる。「目まいを起こすも大事に至らず」というタイトルもあれば中国国際放送局や中国網のように「流暢な中国語で感謝を示す」といったもの、そして「中国館の見学はやむなくキャンセル」と中国館を見学してもらえなかったことを残念がるような見出しもあった。
福原選手は19日午前中に日本館を見学していたが、ロボットによるバイオリン演奏を鑑賞していた際に体の不調を訴え、休憩室に運ばれた。中国メディアの記事では、その1時間15分後に記者の前に現れ「ちょっと真剣に見すぎてしまった。もう大丈夫です、ご心配をおかけしました」と流暢な東北なまりの共通語で福原選手がコメントしたことを伝えた。また、体調を崩した理由については「国内リーグ第8節の激しい試合が終わったばかりだったからかもしれない」とした。
百度(Baidu)の「福原愛掲示板」などを見ると、彼女が中国ファンに好かれる理由には「かわいい」「礼儀正しい」「あきらめない」といった点が目立つ。そしてもう1つ、大事なポイントになっているのが言葉だ。彼女の「流暢な中国語」「本場の東北なまり」が好き、という声が多いのを見ると、中国でうまくやっていくためにはもちろん性格的なものも重要だが、中国語ができることの大切さを感じさせられる。(編集担当:柳川俊之)
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