クォン・サンウは6月12日早朝、キャデラックを運転中に駐車していた車両と追いかけてきたパトカーに相次いで接触し、車を捨てて逃げた。
韓国メディアによると、6月の問題発覚直後に、日本の公式ファンクラブに謝罪文が掲載されたという。「当て逃げで物議のクォン・サンウが日本のファンに謝罪」という記事が報じられると、韓国ではたちまち反発の声が上がった。関連報道も続出し、「日本重視」を謝罪せよとの騒動に発展した。不祥事から1カ月以上が経過したが、韓国ではクォン・サンウ本人による公式謝罪は行われていなかった、「なぜ日本で先に謝罪するのか」と騒動となった。
ネット上での非難を受け、クォン・サンウの所属事務所は事態の収拾に乗り出した。「日本のファンに先に謝罪した」という報道の内容について、所属事務所は「8月のバースデーイベントが予定通りに行われることを知らせる際、謝罪の意を付け加えたことが予期せぬ誤解を招いた」とし、「事実ではない」と釈明した。
午後になって、クォン・サンウの直筆による公式謝罪文も公開された。所属事務所は「韓国で発生した問題で、当然韓国で謝罪するのが常識」とし、ずっと謝罪の機会をうかがっていたと説明した。
しかし、一歩遅れの謝罪についてネット上では依然として「謝罪のタイミングが不愉快」「仕方なく謝罪するように見える」などと、厳しい見解が多い。一方で、謝罪文に飲酒運転の疑惑についての説明がないことを問題視し、「日本が先か、韓国が先か」という謝罪騒動は、当て逃げ事件の本質を見えなくしていると指摘する声もある。(編集担当:金志秀)
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