11月29日付オリコン“本”ランキング(売上集計期間:11月15日-21日)の文芸書部門によると、爆笑問題・太田光(45)の短編小説『マボロシの鳥』(新潮社・10月29日発売)が、東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』(小学館・9月発売)、夏川草介『神様のカルテ 2』(小学館・9月発売)など2位以下を抑え、首位を獲得した。累計売上は今週の1.1万部を加え4.2万部となり、5万部突破を目前とした。


 同作は、太田光の小説家デビュー作として早くから話題となっていたが、11月8日付の初ランクイン以来、文芸書部門においては先週11月22日付の2位が最高位で、首位は登場4週目で初。タレントによる同部門首位は、2008年4月14日付の麒麟・田村裕(31)の『ホームレス中学生』(2007年9月発売)以来2年7カ月ぶりとなった。

 同作は短編集で、舞台芸人の一瞬の輝きを一羽の鳥に託した表題作の『マボロシの鳥』など、9つの物語を収録している。(編集担当:金田知子)

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