飲食店従業員が調理の準備をしてた時、業者の納入したカエルのうち1匹が5本足であることに気づいた。尻の部分にもう1本、他の4本より長い足がはえてる。取り出して床に置いたところ、普通のカエルど同様に活発に動き、弱っている様子はないという。
従業員によると、「これまで数え切れないほど食用カエルを扱ってきたが、5本足のカエルを見るのは初めて」という。他の従業員も同様で、珍しいので皆が集まってながめ「珍しい」などと言い合ったという。
同市野生動植物管理局の謝副局長は、カエルは環境変化に敏感な動物と指摘し、「遺伝子の突然変異、あるいは化学物質が形態の異常を誘発した可能性がある」、「この種の奇形のカエルは、食べない方がよい」と述べた。
中国では奇形化した野生動物や家畜の話題が、しばしば伝えられる。特定地域に同現象が集中しているわけではなく、「5本足のカエル」についても、これまで湖南・雲南・遼寧などで見つかっている。(編集担当:如月隼人)
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