ボロすぎる台湾の対潜哨戒機、1機も使えず、やっと「P-3C」引渡し

       
 米国が2007年に台湾への売却を承認したP-3C対潜水艦哨戒機「オライオン」12機のうち、改修作業を終えた最初の機体が、2011年に台湾に引き渡される見通しとなった。

 台湾海軍が現在保有しているS-2T対潜哨戒機に代わり、懸念される中国の海上軍事力の拡大に対応する。

 P-3Cは米ロッキード社の旅客機をベースとして開発された対潜哨戒機で、対潜魚雷、対潜ミサイルなど様々な兵器を搭載できる。米国ではこのモデルの生産ラインはすでに終了しているため、米海軍の現役機もしくは余剰機に、大量の電子機器、潜水艦探知機器、光学機器などの近代化を施してから台湾に引き渡される。

 また、米軍事情報サイトDefenseNewsはこのほど、「現在の台湾海軍のS-2Tは老朽化がひどく、任務遂行可能なものは一機もない」と報じた。これに対して台湾海軍は、「S-2Tは毎日、フル装備で任務を遂行している」と反駁したが、P-3Cとは機能が比べ物にならないことは認めた。

 2010年初めに米国が台湾に武器を売却して以来、米中間の軍事関係は冷え込んでいる。来年1月19日には中国の胡錦涛国家主席の訪米が予定されており、米国が2011年に再び台湾に武器を売却するかどうかが注目を集めている。(編集担当:中岡秀雄)

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