入国審査の際、「Can you speak Japanese?(日本語は話せるか?)」と聞かれた中国人は「Yes。ミシミシ、フォアグーニャン」と答えた。ミシミシは「メシ(飯)、メシ」もしくは「もしもし」のことを指していると思われる。また、フォアグーニャンとは「花姑娘」の中国語の発音で、有名な反日映画に出てくる主人公だ。
実際、「花姑娘」は日本語ではなく中国語なのだが、偽造パスポートで入国しようとした中国人は日本語だと勘違いしていたようだ。鳳凰網は、「反日映画など見たことのない米国人がどうして花姑娘のことが分かるだろうか」と報じた。
同ニュースが中国で報じられると、中国人ネットユーザーからは、「恥ずかしすぎる」、「貧乏人は密入国して、金持ちは正規ルートで米国へ行く。米国はこの世の天国か?」といった意見や「社会主義国は貧乏で遅れていて、野蛮で愚かだ。生活をよくするためには仕方がなかったのだ」という同情の意見も寄せられた。(編集担当:及川源十郎)
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