安徽省合肥市の敬亭山路で12日午後3時10分ごろ、電柱にとりつけられた碍子(がいし)が2個、爆発して飛び散った。この事故で、電動バイクで通行していた女性1人に破片が当った。
中安在線が報じた。

 高圧電線と絶縁するために電柱に取り付けられていた、半径30センチメートル以上の大きさの陶器製の碍子2個が爆発し、現場を電動バイクで通行していた女性の左ももに破片の1つが当った。

 女性によると、頭上で「バン」という大きな爆発音が鳴り響き、周囲に火の玉のような破片がバラバラと落ちてきた。急停車して避けようとしたが、太ももに1つが当った。

 女性は、子どもを小学校に迎えに行く途中だった。ズボンをはいており、しばらくして立ち上がれる程度の軽傷だった。現場に降り注いだ碍子の破片には、レンガほどの大きさのものもあった。女性が乗っていた電動バイクの車体には、碍子の破片が当ったへこみがいくつか残った。

 市電力部門によると、碍子が爆発した原因は調査中。電力関連の専門家からは、規定を上回る電流を流した可能性が高いとの見方が出た。(編集担当:如月隼人)

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