1989年に出場したミスコンの入賞をきっかけに、芸能界入りしたヴィヴィ。写真集の出版や数々のドラマ出演を重ね、人気スターとなった。特にアジア中で大ヒットした『流星花園~花より男子~』では、言承旭(ジェリー・イェン)演じる道明寺司の姉役として活躍、知名度を上げた。2005年以降ドラマ出演は減ったが、バラエティ番組の出演が中心となり、明るい性格と抜群のプロポーションではつらつとした魅力をふりまき、業界内での評判がすこぶる良かったという。
プライベートでは監督や共演男優とのスキャンダル、また同性愛疑惑もささやかれ、恋多き女のイメージを持たれていたヴィヴィ。15歳年上の実業家男性との不倫が最後の恋となり、2009年7月には男性が離婚を決め、正式にヴィヴィを妻として迎えた。
だが08年には胃がんを患っていることが発覚し、全摘出の手術を受けていた。その後順調に回復し、新婚の幸せをかみしめていたヴィヴィ。「ママになりたいので、子どもを生むためにがんばるわ!」と張り切っていたが、がん細胞が広がり子宮も摘出した。愛する夫に看取られ息を引き取ったというヴィヴィ。家族や関係者そしてファン、多くの人々を深く悲しませている。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)