有吉弘行と大久保佳代子がアフラック(アメリカンファミリー生命保険)のCMで、声優としての初共演だ。クリスマスを巡る、なんとなく奇妙だが心が暖まるストーリー。
有吉は8月のCM登場以来、注目度と人気が上昇中の、どこか憎めない“ひねくれ者”のブラックスワンを引き続き担当。ただし今回はアニメ版だ。大久保はせっかくのクリスマスなのにひとりぼっちの女性。2人のキャラクターがピタリとはまった。(画像提供:アフラック)

 パーティーで盛り上がる人、幸せそうなカップル。ブラックスワンは「はぁ~、どいつもこいつもうかれやがって~」と、ひねくれ者の本領発揮。そんな時に目に飛び込んだのが、ひとりでため息をついている女性だ。

 ブラックスワンは「しょーがねーなぁ~」とぼやきつつ、さっそくサンタの格好に。「サンタさんじゃよ」とプレゼントを渡すが、女性にいきなり「ていうか、あんたブラックスワンでしょ!」と“サンタに変身用”のあごひげをむしりとられる。

 「やべっ、ばれた!」とあわてるブラックスワンの前で、女性はプレゼントの包みを開ける。入っていたのはなぜか「いかの塩辛」。女性は「全然クリスマスっぽくないじゃない!」とあきれる。


 このあたりのテンポ感と意外な展開が見どころだ。そして「さびしいクリスマスの人、ま、がんばれよー」と飛び去るブラックスワン。後姿を眺めながら「…ありがと!」とつぶやく女性。頭上ですべてを見守りながら「アフラック!」と呼びかけるのはアフラックダック。クリスマスならではの暖かさを感じる作品に仕上がった。

 もちろん有吉と大久保は見事に演じきっている。いや、単なる演技なのではなく、2人が自然体で取り組んだことで、見る人にさらに強い印象を与える作品になったと言える。

 多少意外だったのは、有吉は大久保のセリフを聞いて、思わず「声がかわいい!」と感じたという。ただしその直後に、(大久保の声がかわいい声と思ったのは)「初めて」と、相変わらずの“ちょっとひねくれ”たキャラクターを披露した。

 アフラックのCM「ブラックスワンクリスマス」篇の放送は18日開始。CM内では期間限定のブラックスワンサンタのぬいぐるみプレゼントも告知される。

 アフラックは<ちゃんと応える医療保険EVER><ちゃんと応える医療保険レディースEVER>のキャンペーンサイトを運営しており、「若い世代の方々がなかなか人に言えない健康や医療保険にまつわる本音」、「今さら聞けない疑問」に回答している。
同サイトはテレビ放送と同時に「ブラックスワンクリスマス」篇の掲載を始めるほか、15日からは有吉と大久保が出演するクリスマスにまつわるインタビュー動画も視聴が可能になる。(編集担当:中山基夫)
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