東京マラソンが盛大に開かれた23日、お隣り中国の首都・北京市では下着姿で走るというちょっと変わったマラソン大会が行われた。深刻な大気汚染に見舞われる中で行われた大会では、下着姿にガスマスクという奇妙ないでたちのランナーも多く見られたようだ。
北京メディア・新京報が24日報じた。(写真は「CNSPHOTO」提供)

 今年で3回目を迎えた「下着マラソン」は現地時間23日午前8時に北京市の五輪公園でスタート。全長3.5キロメートルのコースを約100人のマラソン愛好者たちが下着姿で走った。なかには、ボディペインティングでヒョウに扮して参加するなどのパフォーマンスを見せる人もいた。

 そして、大気汚染を根絶せよというメッセージを背中に描いたランナーが多く見られたほか、ガスマスクを着けて臨む「連隊長」の姿もあった。極め付きは妊娠8カ月という女性が半袖短パン姿で参加していたことだ。

 この女性は「妊婦だって走れる。運動不足だと高血圧を引き起こすし、体を鍛えていれば分娩も楽になる」と周囲の心配をまったく気に掛けず、20分ほどで完走した。

 適度な身体鍛錬が妊婦にとって良いことだったとしても、やはり時と場所を選ぶ必要はある。この女性が無事元気な赤ちゃんを産むことを願うばかりだ。

 この「下着マラソン」、今後定着するようであれば毎年2月の最終週に開催されるとのこと。競争率の高い東京マラソンの選に漏れた方は、こちらへの参加を検討してみてはどうだろうか。
(編集担当:今関忠馬)


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