中国メディア・人民網は23日、16日に発生した韓国旅客船セウォル号沈没事故に巻き込まれた高校の修学旅行一行が、当初は別の船に乗る予定だったとする韓国メディアの報道を伝えた。

 記事は、この学校の修学旅行スケジュール表とみられる書類のなかで、生徒らが済州島へ向かうために乗る船がセウォル号ではなく「オハマナ号」と記されていたことを紹介した。


 オハマナ号はセウォル号と同じ海運会社が所有する旅客船。記事は、なぜ乗る船が変更になったのかについて保護者らから疑問の声が出ていることを伝えた。

 また、高校側が「学校の同意なしに計画書の内容を変更することはあり得ない」と語ったほか、修学旅行を請け負った旅行会社が「変更の理由は海運会社の担当者に聞くべきだ」とコメントしたとした。(編集担当:今関忠馬)(写真は人民網の23日付報道で掲載された記事のキャプチャ)


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