記事は、仁川アジア競技大会の開幕前にはチケットの売れ行きが悪いとの報道が相次いでいた一方、組織委員会が「チケットの販売は順調」と発表したことを指摘したうえで、「2週間にわたって大会を取材してきた感想から言えば、組織委員会は都合の良いことだけを発表し、悪いことは発表していないようだ」と指摘した。
続けて、組織委員会が9月25日にチケットの販売数が当初の目標の62%に達し、販売収入が217億ウォン(約22億5100万円)に達したと発表したことを伝える一方、「確かに韓国で人気の高い野球やサッカーのチケットの売れ行きは好調で、販売数の後押しにつながった」と報じた。
一方で、人気のある一部の競技や対戦カードが盛り上がったところで、チケット販売全体をけん引することは難しいとし、その証拠として「陸上のトラック競技では観客がほとんどいない」と指摘。会場は「まるで選手たちの練習が行われているかのような雰囲気だった」と伝えた。
また、サッカー中国代表の試合についても「一部の中国サッカーファンが駆けつけなければ、学校の競技大会のような雰囲気になっていたに違いない」としたほか、女子ハンドボールの一部の試合では観客が1人もいなかったと指摘。暇を持て余したボランティアスタッフも警備員らと無駄話に花を咲かせていたと伝えた。(編集担当:村山健二)(写真は「CNSPHOTO」提供。9月28日に撮影された陸上競技会場)
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