四川省成都市から江蘇省南京市に向かう列車の中。運が悪かった。
隣に座った男性の足だ。臭すぎる。たまらない。せめて靴は脱がないでほしい。でも直接言って、「逆ギレ」されるのもいやだ。そうだ。
列車内にいる鉄道警察官に話して、注意してもらおう。

 「何とか言ってくださいよ」と訴えられた警察官は、「臭い足の持ち主」に歩み寄って注意した。最初は「あなたの足の臭いで困っているという人いるんですよ。靴は脱がないようお願いします」とだけ求めるつもりだった。

 ところが、「臭い足の持ち主」に話しかけたところ、異常に緊張した。しかも「靴」との言葉を口にしたとたん、さらに動揺した。
警察官もプロだ。ピンときた。

 「ちょっと見せていただけますか」と、男性の靴を手に取って確認した。中から出てきたのは悪臭だけではなかった。法律で使用が禁止されている薬物があった。警察官は男の身柄を拘束した。
足の臭いで、犯罪行為の「足」がついた。安徽電視台(安徽テレビ)などが報じた。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)


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