記事は、1992年フランスで開催されたアルベールビルオリンピックで銀メダルを獲得した伊藤みどり選手や2011年の世界選手権で金メダルを獲得した安藤美姫選手の例をあげ、伊藤みどり選手は1995年に復帰し96年に行われた世界選手権に出場したものの7位にとどまったほか、安藤美姫選手にいたっては、出産を経験したのち休養から復帰したものの14年に開催されたソチオリンピックの代表にすら選ばれなかったと指摘した。
次に記事は、ソチオリンピックに出場した女子フィギュア選手の平均年齢にについて言及。当時出場した選手の平均年齢について記事は23歳であったとし、そのうち、メダリストの平均年齢については22.7歳、4位から8位までの入賞者の平均年齢は21.8歳であったと指摘した。今年25歳になる浅田真央選手が2018年の平昌冬季オリンピックに出場した場合には27歳となり、「持久力や筋肉が全て落ち体力的に厳しいうえ、浅田真央選手の武器であるトリプルアクセルも年齢的に考えると、トリプルアクセルを成功させるのは難しいのではないか」と論じた。
一方、浅田真央選手は記者会見の中で「アイスショーなどでスケートとは離れていなかった」と語ったものの、浅田真央選手と同じ経緯を持つ米国のサーシャ・コーエン選手は「アイスショーと大会では必要な筋肉が違う」とし「それらの筋肉をまた作っていくためには多くの時間が必要だ」と語ったという。
フィギュアスケートの世界では、今年19歳のロシアのアデリナ・ソトニコワ選手をはじめ、ロシアで同い年のエリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手、21歳の日本の村上佳菜子選手、17歳の宮原知子選手などの10代後半から20代前半の若手選手が目立ってきている。
しかし記事は、これらの若手の選手が浅田真央選手を越せずにいるとし、この状況なら日本フィギュアスケート界にとっては、浅田真央選手の復帰が、逆に若手選手の成長に大きな手助けとなることを期待したのかもしれないと論じた。
この報道に対し、韓国のネットユーザー達は「引退しても真のフィギュアクイーンはキム・ヨナ!」「(真央)が復帰しようがしまいが、キム・ヨナが引退して韓国はフィギュアに対する関心がなくなってから長い年月が過ぎたよね」「すでにキム・ヨナがいないから我が国は(平昌)冬季オリンピックの時に何をする?」「これからは(真央)を応援してあげたい」などのコメントが寄せられた。(編集担当:李樹香)(イメージ写真提供:(C) Olga Besnard/123RF.COM、フランスの2008年エリック・ボンパール杯での浅田真央選手)
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