記事は、地下鉄車内で演じられる大立ち回りは「国民の民度」を憂慮すべきレベルであることを物語っているとした。
また、地下鉄内のマナー違反行為は「中国人による非モラル行為の氷山の一角に過ぎない」とし、国外旅行において一部の中国人観光客によるポイ捨て、つば吐き、列に並ばない、大声で騒ぐといった行為が物議をかもしていると説明。「多くの外国人が『中国人は豊かになったものの、金銭はモラルを示さない』と認識し、非モラル行為が『礼儀の国』たる中国のイメージを損なっている」とした。
記事は、7月31日に北京市が2022年冬季五輪開催地に決定したことを紹介。7年後に再び世界各地からの客人を呼び集め、大国としての風格を世界に示すにあたり「国民の民度を全面的に高めなければならない」と主張した。そして、市民が自分や他人へのリスペクトを出発点に、公共の場での譲り合いの精神を培ってほしいと呼びかけた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Stanislav Komogorov/123RF.COM)
【関連記事】
中国人にも「良い観光客」はいる! なぜ悪行は「中国」で、善行は「個人」として扱われるのか
日本旅行に持って行くべきものは何? 「常備薬」、「お金と大きなトランク」そして「モラルとマナー」
「民度の低さ」を嘆く中国ネット民・・・犬に爆竹を咬ませるやつ、それを平然と撮影するやつ
日本のさりげない「モラル教育」に感嘆! 「アニメのなかでも体現されているんだ」と中国ネット民の声も・・・「ドラえもん」を見て気づいた!?
「中国人観光客のモラルは向上した」と中国国家観光局・・・「どんな統計で?」「どうして分かる?」など中国ネット民から疑問の声も