記事は「モランボン楽団」について、2012年7月に設立され、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の妻、李雪主(リ・ソルジュ)氏が管理していると紹介。
そのうえで、同楽団の公演を放送する中央テレビが今年(2015年)7月15日に番組名を変更したうえ、ステージの映像ではなく風景や各種活動の画像を背景に楽団の音楽を放送する形式に突然変わったと伝えた。
そして、朝鮮中央通信の映像が間接的に幹部の粛清を伝えており、「モランボン楽団のメンバーが画面から消えたのは、彼女たちの代表者の身に安全上の問題が生じたことを示している可能性が高い」と推測。さらに、先日米国メディアが北朝鮮消息筋の情報として「メンバーが結婚した、あるいは国外追放されたなどの原因によりすでに解散した」と伝えたことを紹介した。
記事はまた、金第1書記が先日新たな軽音楽楽団「青峰楽団」を立ち上げ、今月初めにはロシア公演を実施し、メディアも大々的に宣伝していることから、この楽団がモランボン楽団にとって代わる可能性があると多くの人が認識していると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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