記事は、礼儀を重んじる東方人の中でも日本は「この点について多くの国が学ぶに値する」国であり、近代化を進める一方で多くの伝統的な礼節を保ってきたと説明。そのうえで台湾メディアが先日挙げたとする、日本人の目には「この人は教養がない」と映る、10の行動を紹介した。
紹介された行動は「口汚い言葉を使う」、「怪しい箸の持ち方をする」、「食べるときに大きな音を出す」、「場をわきまえず大声を出す」、「魚の食べ方が汚い」、「鼻をかむ時の音が大きすぎる」、「貧乏ゆすりをする」、「咳をする時に手で押さえない」、「みだりに唾を吐いたり、ゴミを捨てたりする」、「見えないところで悪口を言う」の10個。
確かに、こういった行動をよくする人は、日本の世間ではあまりいい印象は持たれない。主に公共の場での行動、他人に迷惑を掛ける可能性があるものが多く列挙されていると同時に、箸の持ち方、魚の食べ方など、ものを食べるときの行動に対する指摘も目立つ。食事という楽しい時間が台無しになってしまうことに対する不快感の強さが伺えるようだ。
記事は、これらの「無教養」な行動について「見ていくと、普段われわれの身の回りで日常的に起こっていることばかりではないか」と指摘。一方で「同じようにわれわれも好まない行為だ」としている。「普段から嫌悪を感じ、やめてほしいと思っている行動だが、身の回りには平気でやっている人がたくさんいる」ということだろうか。
みんなで楽しく食べることに主眼が置かれる傾向にある中国での食事は、日本ほど作法やマナーにうるさくはない。その分、日本で生活する際には十分に習慣を理解し、注意することが必要になるのだ。くちゃくちゃと音を立てて食べる以外にも、肘をついて食べる、椅子を引いてテーブルに顔が付きそうなほど頭を低くして食べる、といった行為は気を付けなければならない。
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