日本人の食習慣で中国人が非常に驚くことの1つに、「卵の生食」がある。彼らは「加熱して食べるのが当たり前、さもなくば腹を壊す」食べ物という認識を持っているからだ。
中国メディア・今日頭条は16日、生卵を食べる日本人がまた新たに奇抜な卵の食べ方を発明したとする記事を掲載した。

 記事は「おいしいもの、新鮮味のあるものを食べたければ、これまでとは異なる食べ方にチャレンジし続ける必要がある」と説明。そのうえで、「日本人がまたやった」として、中国人にとって斬新な卵の食べ方を紹介している。

 その食べ方とは「冷凍生卵」だ。記事は、その作り方がいたってシンプルであるとし、「生卵を食品保存袋に入れて一晩冷蔵庫で凍らせた後、3時間かけて解凍し、黄身と白身に分ける。黄身を醤油に15分ほど漬け込めば完成」と説明。試した人の話として「非常においしく、斬新な食感」、「酒のつまみや、イカの刺身と一緒に食べると美味である」と紹介した。

 記事は、生卵を白飯の上にかけて醤油を垂らす「卵かけごはん」は受け付けなくても、この「冷凍生卵」なら食べられるかもしれない、としている。

 中国医学の神と崇められている神農には、効果や毒性を確認すべくあらゆる草を食べ、1日に70回毒にあたったという伝説が存在する。今人びとが安心して口にする食べ物は、数えられないほどの先人たちによる命がけのチャレンジと犠牲の賜物なのだ。今の世の中、食べられるかどうかの判断は実食することなく科学的に調べることが可能であり、命がけで「冒険」する必要はなくなった。それでも、新たな味覚に対する人間の飽くなき欲求は昔から変わらないのである。
(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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