秋を迎え、イチョウが見頃を迎えている。日本国内には「イチョウ並木」が観光資源となっている場所も数多く存在し、東京都内であれば「明治神宮外苑」などが有名だ。
一面が黄色に染まる明治神宮外苑のイチョウ並木は圧巻の一言だ。

 イチョウは日本のみならず、世界中で栽培されているが、絶滅危惧IB類に分類されている。また、地球上に出現したのは3億4500年以上も前だと言われており、生きている化石とも呼ばれている。また中国原産とされており中国国内では「植物界におけるパンダ」と呼ぶこともあるようだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国原産のイチョウが日本でも広く栽培されていることを伝えつつ、「日本のイチョウ並木は異常なほど美しい」と絶賛する記事を掲載した。

 記事は、日本でイチョウが栽培されるようになったのは7-8世紀ごろではないかと伝える一方、「それほど時間が経過していないにもかかわらず、日本では多くのイチョウが栽培されている」と紹介。


 さらに、日本のイチョウ並木の名所の写真を数多く掲載し、明治神宮外苑のイチョウ並木や大阪・御堂筋のイチョウ並木のほか、樹齢約400年の「逆さ銀杏」とも呼ばれる大イチョウなどを紹介。中国原産のイチョウが「日本で広く栽培されつつ、異常なほどの美しさ」を見せていることを伝えている。

 記事には中国のネットユーザーからも多くのコメントが寄せられており、「日本のイチョウ並木は確かに美しい。日本人は何でも極めたがるんだな」と、イチョウを道の両側に適切な間隔で植えつつ、紅葉によって美しい光景となるようしっかりと考えられていると指摘する意見など、日本のイチョウ並木の「異常なほどの美しさ」に同意する意見も多かった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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