中国メディア・今日頭条は11月28日、「中国テニスは日本を追い抜く計画を立てている 17歳の天才高校生が希望だ」とする記事を掲載した。記事は、世界ジュニアランキング10位に入った浙江省出身の17歳・呉易?が、同27日に行われた中国テニス選手権で男子シングルスの決勝で、同大会で3度の優勝経験がある選手をわずか50分で下して優勝したことを紹介。準々決勝、準決勝でも中国テニス界の第一人者を倒しており、「中国テニス界を揺るがした」と伝えた。
また、呉について、昨年の第1回ユース体育大会の男子シングルスで準優勝に輝き、同年代の選手の中で頭角を表したと説明。現在はスペイン人コーチのもとでトレーニングを積んでおり、これにより大きく進歩したと紹介している。また、国外の滞在経験が豊富ゆえ、世界を転戦するツアーの場にも慣れているとした。
記事は、中国テニス協会が先日広州にエリート予備人材育成拠点を立ち上げ、「ATP100計画」を正式にスタートさせたと紹介。この計画は行政、社会による支援のもと、外国人コーチ陣を招いて12-14歳のエリートを育成、将来のATPランキング100入り選手を輩出しようとするものであると説明した。そして、この取り組みは、世界ランク46位まで上った経験を持ち、日本で錦織圭の才能を見抜いた松岡修造氏の「修造チャレンジ」に通じるものがあるとしている。
世界ジュニアランキングでは、錦織の次世代を担う選手として嘱望されている綿貫陽介が今年最高位2位を記録し、11月28日時点でも4位となっている。
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