記事は、平野が試合の中で2度、「試合に負けて、人としても負けた」行為を見せたと紹介。まず第1ゲームの9-9と大詰めの場面、石川の放ったサーブに劉が「ネットに触った」と打ち直しをアピールするも、平野がこの主張を認めず、打ち直しを拒んだとした。
また、第2ゲームでも同じく石川のサーブに対して中国選手がネットに触れたことをアピールしたところ、平野はやはり手を振ってこれを受け入れようとしなかったが、石川が自らネットに触ったことを認めてサーブをやり直すことになったと説明している。
記事は、「平野によるこの2回の行動が中国の2大選手を激怒させ、相手に全く隙を与えない強さを見せつける結果となった」とするともに、中国の卓球ファンも平野の行為に激怒し、「品がなさすぎる」との批判が飛び出したと伝えた。
さらに「今回が初めてではない。昨年のワールドツアーグランドファイナルでも、自身が劣勢の時に『観客席からフラッシュライトをたかれた』、『虫が飛んでいる』というクレームをつけて相手のリズムを崩そうとし、ファンから大いに不評を買った」と紹介している。
記事を読んだネットユーザーからも、「見ていて気分が悪い」、「福原愛や石川佳純は品があって好きだが、平野は好きになれない」との批判が出ている。一方、17歳という若さゆえのものであり、今後自分で気づくだろうという意見もあった。
中国卓球界の反応もさることながら、中国の卓球ファンやネットユーザーの反応も、福原や石川とは明らかに異なる。ちょっとした行動に対して厳しい批判が出る裏には、平野の強さや潜在力に対する警戒心や焦りが多少なりともあるのかもしれない。
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