日本人はカレーが大好きだ。1日3食カレーでも大丈夫という熱狂的なファンさえ少なくない。
大概の飲食店ではカレーライスまたはカレーに関連した食べ物が提供されている。日本を訪れる中国人観光客には、街のあちこちから漂ってくるカレーの香りに深い印象を覚える人もいることだろう。

 中国メディア・今日頭条は15日、「日本人が常食するこの食べ物がなんと、認知症の予防になるという」とする記事を掲載した。記事は「インドや日本の人たちはカレーが非常に好きだ。香りや色が食欲をそそるほかに、病気を予防する効果を持っているからだ」としている。

 そして、カレーにはニンニク、とうがらし、コリアンダー、フェンネル、シナモン、ターメリック、フェヌグリークなどさまざまな香辛料が含まれており、これらの植物には一定の抗菌、抗ウイルス、コレステロール低下、抗動脈硬化、抗がん作用などがあることが研究で明らかになっていると紹介した。

 また、特にターメリックに含まれるクルクミンの研究が近年多くなっており、アルツハイマー病や各部位のがんを予防する効果などが発見されていると説明。台湾の伝統医学専門家が「クルクミンは人体に吸収されにくいが、高温で煮たり油で炒めたりすると吸収されやすくなる」と解説したことを挙げ、カレーがその理にかなっていることを伝えている。

 記事は一方で「ターメリックは誰しも食べて構わないという訳ではない」とし、食べるのを慎むべき疾病や体質などについても併せて紹介した。確かにカレーには様々な薬効成分を含む香辛料が使われており、体に良い一面もある。ただ、多量の油も使われているためにカロリーが高いものも多く、やはり食べ過ぎには気を付けなければならない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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