中国メディア・今日頭条は10日「多種多様なステッカーや装飾は、やるせなさなのか、それとも個性を示すものなのか」とする記事を掲載した。
記事は「昨今自動車業界は多元化しており、ステッカーやエンブレムを含む各種自動車の装備も多種多様になっている。多くのドライバーが、交通規則に反しないことを前提に愛車に個性的で目立つ、ファッショナブルな装飾を施している」と説明。そのうえで、個性的なステッカーをいくつか紹介している。
紹介されたのは、テニスボールがぶつかってリヤガラスが割れたように見せるステッカー、ボディいっぱいに弾丸を浴びたようなステッカー、ルーフ前部に取り付ける悪魔の角のようなアクセサリー、駐車位置がすぐに分かるようにルーフに取り付ける「?」マークのアクセサリーなどだ。中国の法規でどこまで認められているのか分からないが、個性的であることには違いない。
そして記事はまた、個性的なアクセサリーとともに、背景に中国の国旗を嵌め込んだトヨタやホンダのエンブレム、「毛主席万歳」、「アイ・ラブ・チャイナ」、「メイド・イン・チャイナ」などと印刷されたバッジ風アクセサリーを紹介。「現在最も流行しているのは、中国国旗を嵌めこむこと。トヨタのエンブレムに、愛国心が充填されている」などと説明している。タイトルの「やるせなさ」とはおそらく、この「トヨタやホンダのエンブレムに中国国旗を嵌め込む」という行為のことを指しているようだ。
記事を見た中国のネットユーザーからは「日本車を買って中国の国旗を嵌め込んで、楽しいのか」、「これは実際、破壊されるのを恐れてのことだ」、「やり過ぎだと思う」、「日本のエンブレムに中国の旗が似合わないばかりか、中国がその中に閉じ込められている感じもする」などといった感想が寄せられた。
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