同じ東アジアの国でも、日本と韓国では食の文化が大きく異なる。使われる材料も、調理方法も、味付けの傾向も、そして使われる食器や食べ方のマナーまでも違うからおもしろい。
中国メディア・今日頭条は13日「日本と韓国、どちらの食べ物のほうがより唾液が出てくるか」とする記事を掲載した。
 
 記事は「日本料理と韓国料理はいずれも、エキゾチックグルメ界において重要な地位を占めてきた。両者には共通点がある一方、本質的な違いもある」としたうえで、両者の代表的な料理をジャンル別に比較している。
 
 まずは、日本の巻きずしと韓国海苔巻きのキムパプだ。記事は、日本の巻きずしは海産物をメインとし、見た目も味も美しい一方、キムバプは野菜や漬物が主体となっており、作りも日本の巻きずしほど精緻ではないが、食べると爽やかな食感が得られると紹介した。
 
 続いては、鉄板焼きと韓国焼肉である。鉄板焼きは肉や魚介類をそのまま鉄板で焼き、塩コショウなどシンプルな味付けで食べるという、食材の味を最大限に生かした最高級の食事であると説明。かたや韓国焼肉はこってりとした肉を、サンチュやえごまの葉で包んで食べるのが最大の特徴であり、生の菜っ葉の爽やかさと肉のジューシーさ、そしてタレの甘辛さのハーモニーが売りであることを伝えている。
 
 ご飯ものはお茶漬けと石焼ビビンバの対決。お茶漬けは熱い米飯にお茶、塩といった実にシンプルな材料による、実に素朴な味わいだが、そのうまみは長い時間舌に留まると説明。湯気がもうもうと立ち込める石焼ビビンバは、米や具材そしてコチュジャンを混ぜ合わせる時のジュージューという音、そして香りが食欲をそそるとしている。
 
 記事はさらにうどんと韓国冷麺、すき焼きとプデチゲ、味噌汁とテジャンタンをそれぞれ比較して紹介。
そして最後に「日本料理は量が少なくてより精緻、韓国料理は食感で勝る」と総括した。個人によって好き嫌いはあるかもしれないが、どちらのいずれの食べ物もそれぞれの食文化が少なからず反映されており、味わい深いものと言えるのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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