結婚は、今まで赤の他人だった者どうしを家族や親戚に変えるものである。結婚した当事者にとっては、新しく増える「親」とのコミュニケーションが大きなテーマの1つになるのだ。
中国メディア・今日頭条は14日、日本の姑と中国の姑の異なる点について論じた文章を掲載した。
 
 記事は、日本の姑による義理の娘や孫に対する接し方や態度を、中国の姑の考え方などと比較したうえで紹介している。まずは「日本の姑は、近所に住んでいても家事や育児に手を出さないが、必要とされる時には進んで引き受ける」とした。
 
 続いては「孫を連れて外出する際、嫁に同意を求める。中国の姑は、孫を連れて行くのは当然の事と考え、嫁の同意を得たりしない」、「日本の姑は息子に孫の面倒を見させるが、中国の姑はさせない」と紹介している。外出の他にも、孫を教育する時に嫁に断りを入れるか否かという差もあるとのことだ。
 
 また、日本の姑は、夫と意見の相違があった際、一般的に嫁側に立ってくれたり、育児に疲れていないかなど気にかけてくれたりすると説明。また、冠婚葬祭のしきたりなど、嫁を育てることに対して大きな責任を感じているともしている。
 
 さらに、日本の姑は、嫁による夫への愛が足りているかについても気にかけていると指摘。このことについて日本人女性は、「最初は怒りを覚えたのだが、後でよくよく考えてみると、当時新米ママだった私は、確かに子どもの世話ばかりで、夫をないがしろにしていた。私の夫に対する態度が、新しい家庭の雰囲気に影響を与えてしまっていた」とし、姑の話はそのことを心配してのものだったとの認識を示した。
 
 記事が示した「日本の姑」像はあくまでも一例であり、全ての姑が当てはまるという訳ではない。
子育てに対する意見の相違は、夫婦間でも義理の親子間でも起こりやすい問題だ。トラブルが起きて一番不幸なのは子どもであることを心得て、なんとかうまくやっていきたいものだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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