記事は「外国人から見て、中国人は往々にしてモラルや礼儀に欠けていると思われがちだ」としたうえで、中国人の言葉の習慣を英語で考えてみることでその理由の1つが見えてくると説明し、特徴的な5つの点を挙げて解説している。
1つ目は、人に何かを頼むときの言い方。「例えば飛行機内で乗務員に水を要求する時。中国人の言い方を英語にすれば『水をくれ』という命令口調になる。『お水をくださいませんか』(Can I have ……?)とするのが礼儀だ」と説明した。
2つ目は、他人と接触した時に相手に「おっと、失礼」というケースが少ないことだ。記事は「中国は人があまりにも多く、いつでも人混みの中を歩いて他人とぶつかるのが当たり前だからかも知れない。しかし、相手にぶつかった時に一言謝らなかったり、あまりにも近い距離に接近したりすることは、外国人にとっては耐えられないのである」としている。
3つ目は1つ目と同じような内容で、物を欲しがる時に「want」のような直接的な表現をする傾向にある点を挙げた。4つ目は、汚い言葉を日常的に使いたがる点について言及した。そして5つ目では、最も基本的な丁寧表現と言える「please」をうまく使えないことを指摘した。
中国国内で中国語で話すときには、問題ない。しかし、英語を使って外国人とコミュニケーションを取ろうとするのであれば、やはり英語的な表現方法に従わなければトラブルの種になりかねない。「外国人だから」と寛容に扱ってくれるかもしれないが、だからといって英語的に失礼にならないような表現を身につける努力を怠っていいことにはならないのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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