自分が生まれ育った土地の習慣と渡航先の習慣が異なっているということは少なからず存在するものだが、中国メディアの網易は21日、外国で中国人を対象に掲示されている注意書きについて紹介する記事を掲載した。
記事はまず、「大きな声で騒がない」という注意書きを紹介している。中国人は賑やかな環境が好きな人が多い。それゆえレストランや商店、空港などところかまわず大声で会話する。しかも中国語の語調は、外国人からすれば喧嘩しているようにも聞こえるものだ。そのため、このような注意書きがあらゆるところで張り出されているのだろう。
次に、フランスのルーブル美術館には「ところかまわず大小便をしないでください」という貼紙がなされていると紹介。中国では親が道路上で子どもに排泄をさせている光景をよく目にする。さらに日本の飲食店に張り出されているものとして、ドリンクバーかバイキング会場と思われる場所に「本店の食べ物と飲み物は一切外に持ち出せません」と中国語で記されている。その場で飲食せずに持ち帰ろうとする人が続出したのだろう。
ほかにも記事は、米国の路線バスの車内に「優先席は高齢者や障害者のために空けておくことが法律で決められている」という注意書きや、イタリアの「ここにゴミをポイ捨てしない、大声で歩かない、落書きをしない」といった注意書きを紹介している。
最後に記事は、世界のいたるところで「中国人は・・・」という話を耳にするとしつつ、自分達の行動が自分達だけでなく中国人全体の評判に傷を付けることになってしまうことを自覚すべきだと読者に警鐘を鳴らしている。
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