日本を旅行で訪れる中国人が驚くことの1つに、「日本の清潔さ」が挙げられる。特に初めて訪日した中国人たちは「日本はゴミ1つ落ちていない」、「日本人はゴミをポイ捨てしない」と驚愕するというが、日本人にとってはごく当たり前のことなのに、これほど中国人が驚くのは中国ではそれだけゴミが身の回りにたくさん落ちているからだ。


 中国メディアの今日頭条は4日、中国の鉄道の車両内を撮影した写真を掲載し、「乗客が降りた後の車両内はゴミだらけ」であり、「これだから鉄道には乗りたくないんだ」と伝えている。

 記事が掲載したのは、中国国内の鉄道の「乗客が降りた後の車両」内の写真だ。鉄道路線は明かされていないが、乗客たちが残したゴミを見る限りは長距離鉄道であると推測される。写真に写っているゴミは「みかんの皮」や、中国人が好んで食べる「ひまわりの種」の殻、タバコの空き箱などで、驚くべきはこれらの大量のゴミが「車両の床」に無造作に捨てられているという点だ。

 また、別の写真では大きめの紙コップのような容器に入ったご飯とおかずが座席に設置された簡易テーブルの上に残されているのが写っている。テーブルのうえにはお箸も無造作に散らばっていて、おかずや様々な色をした液体もテーブルの上に飛び散っている。

 さらに他の写真では、座席の上にも様々な食べかすや液体が散乱していて、とてもじゃないが別の乗客は座ることができない光景だ。他にもトイレや洗面台の写真も掲載されているが、やはりゴミだらけであり、日本では絶対に見られない光景と言っても過言ではない。

 記事には中国のネットユーザーから「確かにゴミだらけで汚いが、わが国では普通の光景」、「これが中国人の民度さ。日本人が中国人を見下す理由がよく分かる」といったコメントが寄せられていた。鉄道車両内ですらゴミをポイ捨てするのが普通であるとすれば、日本を訪れた中国人が日本の清潔さに驚くのも無理はないということだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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