中国のSNS・小紅書(RED)で3日、「日本は中国よりも良いと思うか」との質問があり、反響を呼んでいる。
投稿者は「皆さんにお聞きします。
この投稿に、日本に行った経験のある中国のネットユーザーからは「何が良いとは言わない。ただ、また行きたい」「旅行に最適。食べ物がおいしくて、人はみんな礼儀正しい。(日本が)すごく懐かしい」「衛生面は確かに素晴らしい。旅館は狭いけど、気配りが行き届いている」「医療と薬品が安全なのが魅力的」「清潔で文明的なところ。(人々は)そこら辺に痰を吐かない」「分煙がきちんとできているところも良い」「日本に行ったら胃腸の調子が良くなっておなかを下さなくなった」「福岡に1週間いたけど、異臭を感じたことはなかった。魚市場でも生臭さを感じなかった。同じ服を3日着ても臭わなかった」といった声が上がった。
また、「まあまあかな。日本に来て約10年だけど、江浙沪(江蘇省、浙江省、上海市)出身の人は適応しやすい環境だと思う。社会秩序がしっかりしていて不便があまりない」「日本で起業した知人は、一時期両親の面倒をみるために帰国したけど、1年もたたずに日本に戻った。
一方で、「中国より清潔。それ以外は大差ない」「そんなに良かったらみんな行ったきりになるでしょ」「食べ物や飲み物が中国よりもおいしくない」「日本は清潔だけど、静かすぎて私みたいな人間には合わないわ」「食べ物がしょっぱすぎるし、物は高いし、ホテルは狭い。でも水質は本当に良い」「日本人はなぜ自転車で歩道を走るのか、理解できない」「どこを比べるかだよね。私は大したことないと感じた。確かに(日本人は)ルールは守るんだけど、人間味がないっていうのかな」といった声も出た。
さらに、「コロナ前に行った時はすごく良かったけど、それから5年後にもう一度行ったら、サービス業の従業員の接客態度や衛生状況がかなり劣化していた」「日本に来たばかりの時はすごくいいなって思ったけど、10年経った今ではそうは思わない。特に最近の不景気でイライラが募っている感じがする。もう以前の日本ではなくなったよ。子どもが成人したら妻と一緒に帰国しようと思ってる。子どもは、自分の好きなようにすればいいさ」など、以前の日本とは状況が変わっているとの見方も少なくなかった。
このほか、「それぞれにそれぞれの良さがある」「完璧な国はない。