報道によれば、世界各国では2017年に高さ200メートルを超える超高層ビルが144棟も完成した。
記事は、現在サウジアラビアのジッダで建設が計画されている超高層タワーが完成すれば、世界一の高さである828メートルのドバイのブルジュ・ハリファを超える見込みだと紹介する一方、中国から見れば先に経済発展を遂げたはずの日本はなぜ超高層ビルを進んで建設しようとしないのかと疑問を投げかけた。
その理由として、日本は都市の景観を保護する措置を採っていて、都市の景観を損なわないよう建物を建設しなくてはならないためであると紹介。さらに、日本は地震が頻発する国であることも重要な要因で、近代的な都市であることを示したいがために超高層ビルを建設するようなことはないと指摘し、日本には超高層ビルを建てる技術力はあっても、他国に張り合うために建てるようなこともしないことを伝えた。
中国では国力を示さんとばかりに超高層ビルが次々と建設されているが、一部では建物の安全性や都市の発展の持続性をあまり考慮せずに建設にひた走る姿勢も感じられる。今後もしばらくは中国の超高層ビルの建設ラッシュは続きそうだが、くれぐれも安全な高層ビルを建設してもらいたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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