中国メディア・東方網は1日、日本の街でよく見られるさりげない光景を通じて、日本人のリアルな生活ぶりを紹介する記事を掲載した。

 記事は、「日本という国について、みんな比較的よく知っていると思う。
しかし、その知識の多くはリアルなものではない。では、日本人たちの本当の生活は、一体どんなものなのだろうか」としたうえで、日本の街角で撮影した写真を何枚か紹介している。

 まずは、電車内でよく見られる光景。「これは日本の地下鉄。みんなとても静かだ。若い女性もつかれて壁に寄りかかって眠ってしまっている」とした。日本の電車内では日常的な光景である居眠り。平和で静かだからこその風景と言えるかもしれない。

 続いて紹介したのは、本を読む人たちの姿。「日本の人たちは本をよく読むというよい習慣を持っている。時間があればどこでも本を取り出して読む。信号待ちの時間でも、若い女性がスマホに見入る傍らで年配の人は本を読んでいる」と伝えている。


 記事は、夜の街で見られる光景も紹介。「東京の街の一角で、若い女性が占ってもらっている。仕事や恋愛の運勢を見てもらっているのだろう。日本ではこういった光景をよく見かける。日本人は占いをとても信じているのだ」とした。また、アクセサリーの移動販売ワゴンを取り上げ「売り物が道を行く若い女性たちを魅了している。とても寒いが、スカートを履いた女性たちがいた。彼女たちはどんなに寒くても、スカートを履いて街に出るらしい」と伝えた。

 そして、最後に紹介したのは、早朝の東京の駅を行き交う人だ。「いそいそと出勤する人、いそいそと面接に行く人。みんな自分のすべきことをしに行く。必要以上の喧騒はなく、聞こえるのは電車の音だけだ」としている。
(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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