古くから東京の名所として賑わってきた浅草の観音様界隈。今もその賑わいは変わらないが、大きく変わったのは道行く人びとの多くが外国人観光客ということだ。
仲見世を歩いていると、日本語を耳にするのが難しいくらいである。

 台湾メディア・中国時報電子版は23日、台湾人観光客にも人気がある浅草寺の名物になっている「みくじ」に隠された秘密について紹介する記事を掲載した。

 記事は、「台湾人が好きな観光地の常連である東京の中で、多くの人に愛されているのが大きな赤ちょうちんがシンボルになっている浅草寺だ。1300年以上の歴史を持つ浅草寺ではおみくじが人気で、運試しをする観光客が多いのだが、巷では『浅草寺では凶のおみくじが多い』という噂がある。これは本当なのだろうか」と紹介した。

 そのうえで、「実際、浅草寺のおみくじで凶の割合が特別高いわけではない。しかし、近年多くの神社では凶の割合を減らしており、古くから伝わる吉凶の割合を守り続けている浅草寺のおみくじでは、他の神社と比較して凶が出る割合が高くなったのだという」と説明している。

 記事はまた、「凶を引いたからといってそこまで悲しむ必要はない。おみくじに書かれた注意事項やアドバイスを心がけておくことで、運気は『黒から赤』へと変えられるのだという」と解説。「今度浅草寺に行った時には、大きなちょうちんの前で写真を撮り、参拝し、お守りを買い、人形焼を買う行程に、運試しもしてみてはどうだろうか」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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