2017年に日本を訪れた中国人観光客の数が過去最高となったように、近年日本は多くの中国人を魅了する旅行先となっている。
中国人にとって「日本は急速に経済が発展した国」であると同時に、「社会秩序が保たれ、人々は礼儀正しく、街は清潔」という印象があるが、大阪を訪れるとそのイメージが良い意味で裏切られ、一気に親近感が湧くようだ。
大阪は日本人にも人気のある観光地だが、「特色のある建造物や、豊富な種類の食べ物があり、しかも食べ歩ける物が多い」という大阪の特色は中国人をも魅了するようだ。
なぜなら中国人は派手な物や賑やかなことを好むので、大阪の商店街の様に派手な看板が並び、歩けばあちらこちらから美味しそうな臭いが漂って来るといった雰囲気はたまらなく楽しいと感じるようだ。また彼らは喧騒に慣れているので、人がごった返しているくらいが活気があって、静けさよりも居心地が良く感じるのだろう。
こうした要因からか「大阪で暮らす中国人も多く、中国人観光客に対応して中国語を話せる人もいるので増々便利になっている」と指摘した。
また大阪では着物を着た女性を多く見かけるが、「立ち振る舞いが端正で礼儀正しいと近寄ると、実際は中国人の女の子だった」とし、観光客向けに貸し出される着物に人気が集まっていることも伝えた。中国人の日本人像を良い意味で裏切ってくれる大阪は、今後も人気の観光地として日中関係に貢献してくれそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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