記事はまず、「もしできれば食べたくない食事を挙げるとしたら、間違いなく病院食を真っ先に思い出す」と紹介。そもそも、中国の病院では患者が自分で食事を用意するのが普通で、余分に支払いをして用意してもらえたとしても「酷い食事」のようだ。
しかし記事は、それは中国国内だけの常識で、すべての病院がそういうわけではないと指摘。最近ネット上に日本のある産婦人科の病院食の写真が紹介され、「一瞬のうちにSNSで爆発的に拡散」され、質問が殺到したというが、それもそうだろう。ランチョンマットの上に、インスタ映えのするおしゃれな食事が並んでいるからだ。メニューは、パンケーキやリゾット、グラタン、和食など様々で、毎回、副菜、サラダとスープ、デザート、そして飲み物が付く豪華さだ。ケーキセットの写真もある。筆者は、「超美味しそうでレストランの食事みたいだ」と興奮気味に紹介した。
これに対して「中国の病院食は見るだけで吐き気がする」といった、中国の現状と対比した書き込みが見られ、絶望的なほどの格差を痛感していることが感じられる。
中国の食の文化は素晴らしいが、病院食に関しては違うようだ。とはいえ、記事で紹介されたのは産婦人科の病院であるのも関係しているかもしれない。中国はことあるごとに日本に学べと言ってはいるが、病院食についても学ぶべき点があるようだ。
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