中国メディアの快資訊はこのほど、日本と中国の教育をめぐる環境は大きく違っていることを強調し、中国が日本に学ぶべきことについて考察する記事を掲載した。
学校で何かを学ぶのは将来に就く仕事のためというのは日本と中国で共通していると言えるが、記事は「日本では一流大学に進学することだけが人生で成功するための唯一の道ではない」と指摘。たとえば大学に進学せずとも、専門的な「技術」や「知識」を習得するための学校もあり、その例として高等専門学校を挙げた。
記事は高等専門学校を特殊な存在であるとし、高等専門学校では普通の学校と違って極めて専門性の高い知識を得ることができると紹介。しかも、この学校の大半は国立もしくは公立であることから、日本は「国が専門技術を持つ優れた人材を育成しているのだ」と強調した。
また、日本では技能があれば就職先は確保できるとし、中国のように必ずしも学歴が優先されることはないと指摘。それゆえ名の知れた大学に入らずとも、技能があれば就職先が確保できるのが日本だと伝え、中国も学歴最優先の風潮はやめるべきだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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