記事はまず、日本の機内食を紹介。全日空の機内食と思われるが、魚料理と天玉丼の2種類の機内食の写真を掲載している。日本の食事は彩りが豊かで見ているだけで食欲をそそると言われているが、機内食も非常に美しい。主菜に前菜、サラダ、パン、飲み物とつまみになるあられ、食後には高級アイスクリームまで出てくるという豪華さで、中国人筆者は「日本の機内食には驚かされる!」と感激した様子だ。
さらに、記事が日本と並んで称賛しているアラブ首長国連邦の機内食は、カレーがメインで、サラダ、果物、ケーキとラインナップは普通だが、いずれもボリュームもありおいしそうでレストランの食事と見まがうほどだ。
記事は他にも、フランスと韓国の機内食を紹介。それぞれ、チキンとステーキがメインとなっており、盛り方も工夫されていて非常においしそうである。最後に中国の航空会社の機内食を紹介。「主食、野菜、果物、パンの組み合わせは他の国と大差ない」としているが、中国だけ何かが違うように感じられる。おそらく彩りに問題があると思われ、主食のチャーハンが黒っぽく全体的に食欲を起こさせる工夫が感じられない。
このように各国の航空機の機内食を比べてみると、機内食はおいしくないという昔のイメージは払しょくされ、全体的にレベルが高くなっているのを感じさせる。そのなかで、日本の機内食が目立っているということは、企業努力のたまものと言えるだろう。航空会社の格付け調査を行っているスカイトラックスの発表した2017年の世界のベストエアラインでも、ANAが3位、JALは16位に入っていた。今後の発展にも期待したい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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