記事はまず、日本人がいかに生タマゴを好きか紹介した。日本料理に生タマゴは絶対に欠かせないと言っても過言ではなく、いろいろな料理に生タマゴが使われるとした。実際、すき焼きはもちろん、納豆やカレーにかけて食べるなどさまざまな食べ方がある。しかし、いろいろな調理法があるタマゴを、なぜ生で食べなければならないのか、という中国人からするともっともな疑問を提起した。
その答えについて記事は、「生で食べる専用のタマゴを作っているからだ」と分析。中国人なら誰でもまず「食中毒は怖くないのか」と考えるが、日本では、タマゴを消毒したうえで、生食を前提にした賞味期限をタマゴ1つ1つに印字して販売していると、中国との違いを紹介した。
中国ではタマゴを洗ってから販売するという習慣も、賞味期限を明記する習慣もない。記事は、これなら中国でも真似することは可能だが、そうしたところで売れないだろうと正直な感想を記した。やはり、中国人には受け入れがたいようだ。
日本では、生食が習慣になっているため、食中毒対策はしっかりしていると言えそうだが、サルモネラ菌のリスクは0ではなく、冷蔵保存を徹底することや、割ったらなるべく早めに使うなどの注意は必要だ。いずれにしても、日本人にとっては生でタマゴを食べるのは当たり前のことだが、中国では当たり前に食べることはできず、タマゴかけごはんを食べられるというのはありがたいことだと言えるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
日本で暮らして10年・・・これだけ長いと帰国したいと思っても「問題が多い」=中国
日本の「そうりゅう型潜水艦」を見ろ、まさに匠の精神を体現=中国メディア
反日感情を持つ中国人ですら「掛け値なし」で称賛する日本の「あること」とは?=中国
東京を「小さな島国の小さな首都」だと思っていないか? 絶対に侮ってはいけない=中国
わが国のラーメンとは異なる進化を遂げた「日本のラーメン」はなぜ外国人から絶賛されるのか=中国