だが、中国メディアの快資訊は4日、「日本語を話せない中国人が個人観光ビザで日本を旅行すると、どのような体験をすることになるか」と問う記事を掲載した。
日本を訪れる中国人観光客が増加するにつれ、日本語を話せる中国人が個人観光ビザで旅行し、ツアーではできない体験を満喫しているのを見て羨ましく感じる中国人もいるようだ。記事は「彼らがどのように日本を楽しんでいるか、片言の日本語しか話せなくても旅行を楽しむことができる」と紹介した。
もし、行きたい場所が東京や大阪、札幌といった大都市やテーマパークであれば、「先ずはガイドブックをあたって見ると良い」と勧めた。また有名な観光地であれば、ガイドブックを参考にして歩けば十分に楽しめるとし、なぜなら「街中にも多くの中国人観光客がいるだけでなく、店舗によっては中国語を話せる専門のスタッフがいるので何の問題もない」と説明した。また、日本語が話せなくても英語で話せば買い物や食事オーダーなどもできると加えた。
しかし、注意すべき点として、日本語が話せないのに「秘境」と言われる温泉旅館に行くのは避けた方が良いとアドバイスした。なぜなら訪れる中国人が少ないゆえに外国語表記などの対応がない場合があるので、どうしても行きたいのならネット検索で地図や翻訳などを利用し、自分で十分に対処する必要があると指摘した。
また、日本の明媚な景色さえ見れれば良いと思う中国人もいるかもしれないとしつつも、「日本語が全く分からずに日本を歩くと、全てがモザイクのように見える」と伝え、「ルールも分からずにゲームをしているようで、遊べはしても楽しくはない」と指摘。「このモザイクを鮮明に見るためのパスワードはやはり日本語を学ぶことだ」と記事はまとめている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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