中国人はもともと生ものを口にする習慣はなかったが、近年は中国国内でも日本料理店が増えており、寿司のような料理を好んで食べる人も増えている。

 また、訪日した際に日本の寿司店を訪れ、寿司を堪能する中国人も多いようだが、こうした中国人の多くが共通して抱く疑問があるのだという。
それは「寿司職人はみな男性」で、女性の職人がいないということだ。

 中国メディアの快資訊は10日、寿司は日本の食文化を代表する料理の1つであり、世界中で広く食されているのに「女性は寿司職人になれないらしい」と伝え、その理由を考察している。

 日本で女性が寿司職人になれないわけではなく、実際に女性の職人が握ってくれる寿司店もあるのだが、記事は「日本で女性の寿司職人がいないのは、月経がある女性は時期によって味覚や体温に変化が生じるため」と言われていると紹介。

 また、女性の寿司職人が極めて少ないのは職業上の性差別ではないかという意見があることを指摘する一方で、男性の平均体温は女性に比べて低いことが多く、生の魚を触るうえでは男性の方が鮮度への影響が小さいという理由もあると伝えた。

 中国は日本より女性の社会進出が進んでいて、仕事という点では男女の差別はあまりないように見える。それゆえ中国人から見ると寿司職人に限らず、「日本では職業によって男女差がある」ように見えるのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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