記事は、うなぎを「日本料理の定番」と紹介、日本人がいかにうなぎ好きか強調した。日本では、和食店でもスーパーの売り場でもうなぎが人気だ。同時に、消費量の多さから中国からの輸入も多く、日本は中国最大のウナギの輸出先となっているという。
記事によると、ニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)の今年3月までの池入れ量は、去年に比べると4割近く減っているという。そのぶん中国からの稚魚の輸入量は増加し、築地市場に出回っている中国産冷凍うなぎの価格も5割増え、500グラム3000円となっていると紹介した。
これだけをみると、中国の漁師が日本で儲けているという印象があるが、記事はそれだけではないと指摘。日本の稲作農家も中国市場で一定のシェアを獲得しており、中国への米の輸出を増やしているという。記事によると、今年の日本から中国への米の輸出は、輸出全体の3%を占めたという。ただ価格に問題があり、中国での販売は輸送コストがかかるため、販売価格が日本の倍以上、香港と比べても8割近く高くなっているという。
二ホンウナギに関しては、国際自然保護連合(IUCN)から2014年に絶滅危惧種に指定されている。
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