記事はまず、多くの外国人が中国へ観光に来ていることを誇らしげに紹介。経済的に落ち込んでいた中国も、いまでは世界第2位の経済大国であり、外国人も急速に発展した中国を見てみたいのだろうと推測した。もちろん、風景や歴史文化も大きな魅力である。
また、日本人観光客にとっては「中国の美食」も人気だと紹介。西洋人には本格中華が口に合わないこともあるだろうが、食文化の近い日本人にとって、中国で伝統料理を食べるのは至福の体験だ。記事は、ある日本人2人が北京ダックを楽しんだことについて伝えた。
北京ダックは、アヒルを丸ごと焼いて作る北京料理を代表する一品だ。この2人の日本人は、まず小さな店に入って食べたところ、非常においしく値段もわずか数十元(数百円)と安く、北京ダックとはこういうものかと思ったそうだ。その後2週間ほどしてからある中国人に紹介された高級店でも再び北京ダックを注文したという2人。しかし、この店では1羽500元(約8300円)と言われて驚いてしまったという。店主から、店構えもきれいで作り方も違うので価格が違って当然だと説明され、しぶしぶお金を払ったと紹介している。
彼らが結局500元の北京ダッグに満足したかどうかは分からないが、北京ダックはピンからキリまであるということだろう。どの店も数十元というわけではなく、予算に応じて店を決める必要がありそうだ。これは日本でも同じことが言える。外国人の想像する日本料理も店によって内容も価格も様々だ。とはいえ、想定外のことが起こるのも旅の醍醐味。きっとこの2人にとっても、今となっては良い思い出になっていることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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