中国メディア・東方網は5日、「刺身の上に生卵をかけて醤油を垂らしてかき混ぜて食べるのが日本人最愛のご飯の友だという 食べる勇気はあるか?」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本人の食習慣において、刺身は最も愛されている美食の1つと言えるだろう。
彼らはさまざまな種類の新鮮な魚介類を刺身にして食べる。有名なのはマグロやサーモンの刺身などで、刺身は日本人のシンボリックな食べ物なのだ」と紹介した。

 そのうえで「彼らには独特な食べ方がある。しかも、彼らにとって最愛のご飯の友なのである。それは、刺身と生卵を混ぜて食べるというものだ」と説明。「まず新鮮な刺身を数枚用意し、白飯の上に乗せる。そこに卵を1つ刺身の上に割り入れる。それからワサビを乗せ醤油を垂らすのだ」としている。

 さらに「いざ食べんという時に、箸で器の中をかき混ぜる。そして、豪快に口の中に放り込むのである。こうやって食べることで魚のしっとりとした食感と、卵の深い味わい、そして、醤油とワサビのアクセントが見事にマッチし、ぺろりといけてしまう。日本では多くの人がこの食べ方を愛してやまないのだ」と説明した。


 記事は最後に、「生魚の刺身に生卵を混ぜ合わせるのを見て、あなたは食べる勇気があるだろうか」と問いかけている。

 果物を除けば普段あまり生物を食する習慣がない中国の人びと。生卵に対する抵抗感はかなりあるようで、ネット上ではしばしば「日本の卵かけご飯は本当に安全なのか」といった議論が起きる。そこに同じく生物である刺身が加わるとなれば、なおのこと身構えるというのも想像に難くはない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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