記事の主張によると、日本の道路が中国と比較してこれほどきれいに保たれている理由は、「日本人は車のタイヤを拭いてきれいにしているからだ」と述べた。これは暗黙のルールとなっており、ドライバーは皆運転する前の5分程度で掃除をすることが習慣になっていると説明した。
こうした習慣を持つ日本人はいるかもしれないが、決して一般的な習慣ではない。以前日本の高速道路のサービスエリアで、大型バスのドライバーがタイヤを拭きホイールを磨き上げている姿の写真がメディアで報じられて中国人に衝撃を与えたが、もしかするとここから派生した独自の主張なのかもしれない。
また、中国では道路の整備が進められているが僻地では舗装されていない道も多く、悪路を走って汚れた車を多く見かける。しかし、日本では車体だけでなくタイヤやホイールまでが新車の様な状態で走っているのを見て「日本の道路のきれいさの秘密はここにある」と間違った結論を下したのかもしれない。
「中国では大量の道路清掃員によってある程度の清潔さを保っているのに、清掃員の姿は見られない日本では個々の意識によってごみ1つない状態が保たれている」という事実は、中国人からすれば不可能に思えるだけに、このような間違った主張の記事も登場してしまうのかもしれない。いずれにせよ、日本の清潔さは中国人にとっては関心の尽きない話題のようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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