海外旅行ブームが続いている中国。訪日中国人の数は今も堅調に増え続けている。
一方、観光地として人気のタイでは近年、訪れる観光客の数が伸び悩んでおり、タイ国内にある中華街も客数減少に直面しているという。

 中国メディアの快資訊はこのほど、タイの中華街は景気が悪くなり始めていると伝える一方、同じ中華街であってもアジア最大規模の日本の中華街は「今も活気があふれている」と伝える記事を掲載した。

 日本政府観光局によれば、2018年1ー6月に日本を訪れた中国人外客数は405万人を超え、前年比23.6%増となっている。このまま堅調に増え続ければ、中国人の年間訪日客数が過去最高を更新するのは間違いないと見られる。

 記事は、タイの中華街は外国人旅行客を対象にビジネスを展開する店が多いため、観光客の減少はそのまま売り上げに直結してしまうと強調。一方、横浜中華街はアジア最大級の中華街であり、タイの中華街との大きな違いは「自国の消費者をターゲットにしている点だ」と伝え、横浜中華街は仮に中国人訪日客が減少しても「ほとんどダメージはない」のだと紹介した。

 中華街は日本国内にも複数存在し、タイをはじめとする東南アジアにも同様に存在する。中華街がない主要国はロシアくらいとされており、中国人の行動力や国外における団結力は目をみはるばかりだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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